粘土は、保育園では毎日のように、そして小学生になってからは工作のために度々使うことになります。
ですが、例え子供用、と表示があったとしても、防腐防カビ剤は使用されていますし、素材そのものが良くない場合も多くあります。
こちらのページでは、私の子供が保育園の時に購入し、結局小学校3年生まで、油粘土の代わりに使った粘土をご紹介します。
油粘土に比べますと割高になりますが、長期間使えますよ。
保育園では粘土遊びがよくあります。また、小学校の低学年でもよく使います。
(※小学校では、保育園で使っていたものをそのまま使用します)
そして私の子供が通う保育園で使われていたのが、緑色の油粘土でした。
石油のような独特な臭いがし、頭が痛くなったり、使うと手がベトベトになったりする、あの油粘土です。
当然化学物質過敏症(CS)の子供には、と言いますか全ての子供に不向きですから、安全に使える物は?と探し購入しましたのが、ボーネルンドの寒天粘土です。
素材は、寒天・セルロース・にがり・無機塩・食品色素となり、にがりが防腐剤の代わりとして使われています。
なお自然素材の粘土には小麦粘土もありますが、このボーネルンドの粘土には小麦が使われていません。ですから小麦アレルギーを持っている子供にも安心して使えます。
ボーネルンドのかんてん粘土のにおいは?体調は悪くならない?
化学物質過敏症(CS)ですと、最も気になるのが、以下の点です。
- 粘土に刺激臭がないか?
- 使うことによって体調が悪くならないか?
これについてはあくまでも私の感覚ですが、ボーネルンドのかんてん粘土からは、特ににおいや、※嫌な感じはしません。
(※化学物質の種類によってはにおいを感じなくても、空気の汚れを感じたり、頭痛・胸のざわつき・イライラ等様々な症状が出ることがありますが、それらが無かった、ということです。)
そして何より、当時幼く、私よりも繊細だった子供が、正常なまま使うことができていましたので、安全性は高いと思います。
ボーネルンドのかんてん粘土の使い心地は?
かんてん粘土はプルプルとしています。
ただ気温が低く冷えているときは少し固めですので、こねるか、日に当てるなどして温めてあげると使いやすくなります。
ちなみに手に粘土が付くことはありませんが、何となく手にペタペタとした感触はありますので、使い終わりましたら手はちゃんと石けんで洗った方が良いと思います。
ボーネルンドのかんてん粘土は乾く?
ボーネルンドの説明では、乾いてきた場合は濡れタオルで包んでおくと、一晩でもとのやわらかさに戻るとのことです。
ですが子供によりますと、小学校2年くらいまでは乾きを感じなかったそうです。ですから室温や湿度にもよるのでしょうが、そう頻繁に湿らせる必要は無さそうです。
・・・実を言いますと、私は一度も湿らせたことがありませんでした・・が、子供曰く、購入から4年以上経つと表面にしわが寄ってくるそうです・・・。
ただ、小学校に上がった時に1個分追加していますので、約3~4年乾きを感じなかった可能性もあります・・・(;'∀')
ボーネルンドのかんてん粘土はどれくらい使えるの?
ボーネルンドのかんてんネンドがどれくらい長く使えるのかと言いますと、前述しました通り、かなり長期間使うことができます。
こちらの粘土は、子供が保育園か、小学校1年の時だったかに自宅用に買い足したものになり、撮影時には購入から4年は経過しています。
さらに、作ったのは小学校2年生の時だったそうで、小分け用の粘土の袋を一枚のシート状に切った物で包まれていました。
薄い色の方へ濃い色がにじんでいますが、最後に使ってから2年以上経過しても表面はプルプルで、また、カビは一切生えていません。
混ざると変な色に・・・それが嫌であれば単色で
私が購入したのは白・赤・黄・青の4色入りで、各60g入った商品です。
そして当然粘土遊びをしていればすべての色は混ざり合い、下の写真のようになります。
ですが普通の油粘土には発色の良いものはありませんから、私はそのまま子供に使わせていました。
ですがもし気になるようでしたら、白・赤・黄・青・緑・オレンジと6色が、それぞれ単色で販売されていますので、そちらをお使いになると良いと思います。
(※単色は各80g入りです)
なお4色セットでは一色が60gですので、全色で240gにしかなりません。ですから4色セットですと、量的に2個はどうしても必要となります。
ちなみに私の子供は、2個分を1つの容器に(無理やり?)入れて持って行っていました(;'∀')
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
お子さんが粘土遊びを沢山楽しめますように。
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