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化学物質過敏症(CS)の症状を軽くする生活方法 はじめに

化学物質過敏症(CS)の症状を軽くする生活方法 はじめに

 

化学物質過敏症(CS)の症状を軽くする生活の工夫 はじめに

化学物質過敏症(CS)は特殊な病気ではない

まず化学物質過敏症(CS)について。

 

化学物質過敏症(CS)とは、様々な体調不良の原因が化学物質であると判明した場合に使われます。

 

しかし、化学物質過敏症(CS)は特殊で特別な病気ではありません。ただ認知度が低く、気付いて貰うこと、理解して貰うことが難しいだけです。

 

また患者数がとても少ないわけではありません。気が付いていない、または気付いて貰えないだけです。周りにたくさんいます。ですから途方に暮れる必要はありません。

 

さらに、化学物質過敏症(CS)の単語に気が付けたこと、これはある意味幸運なことです。体調を良くする方法を見つける機会を与えられたということですから。

 

そして化学物質過敏症(CS)の症状は、生き物にとって本来必要の無いものを身の回りから無くしていくだけで軽くなります。そしてそうすることで結果的にあなたの家族も健康になります。

 

マイナスの事柄だけで世界は成り立たないのです。何事も捉えようです。

 

一人ではない、私たち家族だけが苦しんでいるのではない、症状を軽くする方法がある、のです。

 

決して一人で、または家族だけで苦しまないでください。


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化学物質過敏症(CS)の認知度が低い理由

化学物質過敏症(CS)の原因は業界にとって不都合な真実

化学物質過敏症(CS)は、近代文明の発達により急激に変化した食べ物や生活事情により発症したものです。そしてそれは経済界だけでなく、ほとんどの業界にとって不都合な真実になります。

 

実は昔ながらの生活を送ることができれば、化学物質過敏症患者はいなくなります。

 

更に言いますと、化学物質が原因となっているアトピー性皮膚炎、喘息、咳喘息、アレルギー性鼻炎、うつ、など、多くの方が苦しんでいる症状も無くなります。またそうすれば何も知らずに苦しんでいる多くの子供達が本来の生活を取り戻せるのです。

 

しかし医療の現場でもそういった事実を発言することは、立場を悪くすることがあるようで、よほどの強い意志を持たないとできません。

 

また、化学物質過敏症患者は基本的に治療も薬も体が受け付けませんから、診療報酬が期待できません。ですから化学物質過敏症患者を診てくれる医療機関は非常に少なく、2017年11月現在下記の医療機関だけとなっています。

 

化学物質過敏症を診てくれる医療機関

 

旭川医科大学医学部附属病院
旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号
相談窓口0166-69-3003

 


 

独立行政法人国立病院機構 盛岡病院
※2019年10月現在 新規患者の予約受付中止
岩手県盛岡市青山1丁目25-1
外来予約専用(13時以降) 019-645-4564

 

>> 化学物質過敏症・環境アレルギー外来|国立病院機構盛岡医療センター

 


 

かくたこども&アレルギークリニック
宮城県多賀城市中央1-16-8
022-368-7717

 


 

青山内科小児科医院
※現在化学物質過敏症の診断は行っていません。H29.11.7確認
群馬県前橋市古市町350
027-251-2861

 


 

 

北里大学北里研究所病院
※2019年12月に閉鎖
東京都港区白金5-9-1
03-3444-6161

 

>> 環境医学外来(アレルギー科)終了のお知らせ|北里大学北里研究所病院

 


 

そよ風クリニック
東京都杉並区荻窪2丁目41-12 ナチュラル荻窪2F
03-5335-5135

 


 

ふくずみアレルギー科
大阪府大阪市中央区谷町1丁目5-6-4F
06-6940-2702

 


 

国立病院機構 高知病院 アレルギー科
高知県高知市朝倉西町1丁目2番25号
088-844-3111

 


 

※京都市の医療法人 百万遍クリニックも検索で出てきますが、こちらはシックハウス症候群までの診療となります。(H29.11確認)

 

 

症状を軽くするには、基本的に生活の見直し(改善)しかありませんが、適切な指導とご本人の自覚、家族の理解を得るため、また、症状によっては障害年金を受給する資格がある場合がありますので、できるだけ早い時期に予約し、受診されることをおすすめします。

 


化学物質過敏症(CS)の情報が少ないのはなぜ?

化学物質過敏症(CS)の情報が少ないのは、前述しましたが、第一にTVも含め、各業界にとって不都合な真実であるということ、第二に診療報酬が見込めないため受診できる医療機関が少ないということが挙げられます。

 

しかし今ではブログなどを使い、個人的にインターネット上に情報を発信することができます。ですが、やはりアトピー性皮膚炎などと比べて圧倒時に情報量は少ないです。(情報の見極めは必要ですが)

 

それはなぜかと言いますと、パソコン本体からの揮発成分(化学物質)で体調を崩す為に使えない(または使える時間が短い)ことが一つ、そして、化学物質過敏症患者(CS)の多くが電磁波過敏症(ES)も発症しているためにパソコンやスマートフォン等を利用することが難しい方が多いからです。

 

電磁波過敏症(ES)
electromagnetic hypersensitivity

 

電気を使用することで発生する電場や電磁波などにより、頭痛や極度の疲労、手足のしびれ、睡眠障害、筋肉痛、集中力の低下、めまい、吐き気、動悸、消化器の障害など様々な症状が起きます。

 

なお化学物質過敏症(CS)と同様に、電磁波過敏症(ES)も他人から見て症状と原因を結びつけることが難しく、理解されることは少ないです。

 

ちなみに私も電磁波過敏症(EC)の症状も出ていますが、我慢できる範囲で使用しています。逆に言いますと、やはり体調は悪くなります。

 

とりあえずこのページを見て下さっているということは、情報を得る手段があるということですから、とても幸運なことです。

 

私自身、2008年に「化学物質過敏症」だと知ることができたのも、対策を取れたのも情報を載せて下さった方々がおられ、私がインターネットを利用できたことにあります。とても幸運なことでした。

化学物質過敏症は微量の化学物質で起こっているのではない

「化学物質過敏症とは」で検索をかけますと、極めて微量の化学物質に反応し・・・と出てくると思います。しかし、「極めて微量」とは誰から見て極めて微量なのでしょうか?

 

また、「微量の化学物質」を毎日何千種類私たちは体に取り入れているのでしょう?

 

一つの製品に含まれる一つの成分は微量かもしれませんが、私たちの身の回りにある化学物質の量は決して微量ではありません。

 

化学物質過敏症(CS)は、極めて微量な化学物質に反応する特殊な人々ではないのです。

 

聞きなれない病名に、そして身の回りのあらゆるものがつらく感じる今、希望が無いように思えますが、そうではありません。

 

あなたは数少ない発症者の一人ではありません。

 

こちらの章では、私と子供がある程度(はたから見れば元気です)回復した方法をご紹介します。基本は必要の無いものを無くすことです。引き算が全てです。

 

対策品というものはほとんどが効果が無く、高いだけで無駄です。

 

 

そしてもう一度お伝えしますが、化学物質過敏症(CS)という病名がTVで紹介されなかったり、インターネット上に情報が少ないのは、それぞれの事情があるからで、患者数が少ないわけではありません。

 

体調不良の原因が化学物質だということに気付けたことをラッキーだと思って頑張りましょう。

 

 

次に、あなたの体調を崩す原因となっている化学物質をどのように摂取しているのかをご紹介いたします。

 

知識を付け、行動すれば、今ある苦痛はかなり取り除くことができます。

 

>> 化学物質過敏症患者が日用品や食べ物を変えなければ改善しない理由

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