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購入先が最も重要!化学物質過敏症(CS)のトイレットペーパー選び

購入先が最も重要!化学物質過敏症(CS)のトイレットペーパー選び

 

購入先が最も重要!化学物質過敏症(CS)のトイレットペーパー選び

化学物質過敏症でも使えるトイレットペーパー

化学物質過敏症(CS)になりますと、今まで普通に使用してきた物の多くに体が反応するため、日用品の多くを代替品に頼らざる得なくなります。

 

しかしトイレットペーパー自体の代替品というのは、私には見つけられませんでした。

 

世界を見渡しますと、半数以上の人がトイレットペーパーを使っておらず、排せつ後は住んでいる地域により、小石やトウモロコシの毛、海藻、木片など、身の回りにある自然の物を利用し拭き取っているようですが、現代の日本社会ではそういうわけにも・・・いかないのです。

 

そこでこちらのページでは、我が家で使えたトイレットペーパーの選び方と購入先を紹介いたします。

 

使えるトイレットペーパー選びには、製品の原料と購入先、この2点がとても重要なポイントになります。


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古紙を再生したエコなトイレットペーパーは使えるの?

有害物質付着の少ないトイレットペーパー

私と私の子供が、化学物質に反応していることに気が付き、いわゆるエコな生活を始めてから10年余り。最初の数年間は使える物を探すので必死でした。試しに購入しては捨て、また購入しては捨て。

 

化学物質過敏症(CS)になりますと、食べる物だけでも通常の3倍は費用がかかります。その上さらに、今まで使用してきた安価な日用品が使えない、しかも購入してみないと使えるかどうかもわからない、これは非常に精神的もつらいのですが、一番つらいのがお財布の中身でした。

 

その生活の中で私が学んだこと。それは基本的に再生品は使えない、ということです。

 

自然食品を取り扱うお店や宅配サービスで取り扱われるトイレットペーパーは、ほぼ100パーセント古紙を再生した商品になります。これは確かに木を伐採しない、ゴミを増やさない、という観点では環境にとてもエコで良いのですが、体に良いかと言いますと残念ながらそうではないようでした。

 

では、古紙がトイレットペーパーになるまでの工程をご紹介します。

 

  1. 原料(古紙)を回収・・オフィスペーパー、機密書類、牛乳パック、使用済み切符、傷んだ紙幣(日本銀行券)の裁断くず等
  2. 溶解工程・・原料の繊維をほぐし離解させる
  3. 精選工程・・異物を除去
  4. 脱墨工程・・インクを除去
  5. 減菌漂白工程・・消毒・漂白を行う
  6. 抄紙(ショウシ)工程・・パルプから髪を作り原反に巻き取る(巨大なトイレットペーパーの状態)
  7. 加工工程・・原反から製品の規格の長さに巻き直したり、ミシン目やエンボス加工を施す

 

以上の工程を経て古紙がトイレットペーパーになるわけです。そしてその工程の中でいくつもの化学物質が使用されます。

 

古紙のリサイクルにはバージンパルプよりも化学物質が多用される

 

古紙をリサイクルするには、インクなどを取り除く脱墨工程がどうしても必要となります。そしてその際には、例えば花王の薬品ですと、高級アルコール誘導体からなる、「DI-7250」、「DI-7020」、脂肪酸からなる「DI-265」などが使用されています。
参照:古紙再生用脱墨剤「DIシリーズ」花王ケミカル

 

これは、高級アルコールなどの合成界面活性剤を使う、ということになります。そしてその合成界面活性剤は、化学物質過敏症(CS)だけでなく、アトピー性皮膚炎、喘息の方や赤ちゃんが反応しつらい思いをしている合成界面活性剤と同様のものになります。

 

高級アルコール系界面活性剤

 

高級アルコール系界面活性剤には、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウムなど多くの種類があり、シャンプー、洗濯用洗剤など多くの日用品に使われています。またそれらは、環境負荷が高く問題視されている物質にもなります。

 

合成洗剤については赤ちゃんやアトピー子が合成洗濯用洗剤を使えないわけで詳しくご紹介しています。

 

なお溶解時の苛性ソーダや漂白時の塩素については、バージンパルプが使用された製品にも使用されています。

 

そしてそれらの薬品が残存しないように製品は作られている、ようです・・が、赤ちゃんレベルで人に対して安全かと言いますと、実際の反応を見ていますと、そうではないように思います。

 

何が問題なのでしょう?

 

古紙の問題点は原料に付着した化学物質

 

牛乳パック

 

化学物質過敏症(CS)になりますと、身の回りの多くの化学物質が体に影響を与えているということに気が付きます。

 

まず第一に、古紙である、ということは、身の回りにあるあらゆる化学物質が付着している物、ということになります。では、古紙の中で一番安全だと思われる牛乳パックを例に考えてみます。

 

牛乳が販売店に並べられ、多くの人が購入に訪れ、各家庭に持ち帰り、冷蔵庫内で保管。飲み終えた後の牛乳パックは洗浄され、家庭で保管。その後回収場所に持ち込まれ、回収されていき、トイレットペーパーの原料としてまた保管されます。

 

多くの方が家庭で使われている日用品に含まれる合成香料、衛生管理のために使用される除菌・抗菌剤。そして合成洗剤・合成香料などが含まれる商品を、食品と同じ店舗内に並べ販売するスーパー自体が鬼門となってしまった化学物質過敏症(CS)患者にとって、トイレットペーパーの原料として回収され保管された牛乳パックは安全でしょうか?

 

特に近年、残存性や芳香性が高くなり、多くの方が体調不良を訴える合成香料の「除去の難しさ」については身に染みてご存知ではないかと思います。

 

ましてやどのようなインクが使用されたかわからない書類、切符や紙幣の場合ですと、牛乳パックよりも汚染度が高いことは明白です。

 

私は過去に、使える方が多いと情報を得た牛乳パック100%や、雑古紙ですが無漂白(共慟学舎)のトイレットペーパーを試してみたことがあります。しかしいずれの商品も体が反応する化学物質臭がし、使えなかったという経緯があります。
(※古紙で作られたトイレットペーパーから明らかな合成香料の香りがした、というわけではありません。私が感じたのは「化学物質臭」になります。)

 

それからは環境には良くないかもしれませんが、バージンパルプ100%で作られた無香料の製品を選ぶことにしています。


製品は無香料でも他の商品からのにおい移りが最大の問題

におい移りが問題

現在では香りがついていないトイレットペーパーは非常に少なく、選ぶことのできる商品は限られています。ですが、たとえ無香料を購入したとしても、他の香料入りのトイレットペーパーなどからのにおい移りがあり、結局は屋内に持ち込むことが出来ず、別居している親に貰ってもらったことがあります。

 

その過程で知ったのは、ホームセンター、ドラッグストア、デパートやスーパーなどの、香料入りの製品が並べて置いてあるような店舗では購入しても使えない、ということです。さらに、最近では大型の家電店でも日用品が販売されていますが、通販も含み、これも同様に不可でした。

 

さらに合成香料の少ない店舗、ということで自然食品のお店などを当たってみたのですが、こういったお店は前述致しました通り、古紙100%のトイレットペーパーしか置いてありませんでした。

 

としますと、私が店舗から直接購入しようとした場合、使える商品は無い、ということになったのです。

 

そこでインターネットの通販を利用し購入先を探すことにしました。しかし文房具などを主に取り扱っているショップでも香り付きのトイレットペーパーを同じ倉庫内で保管しているせいか、使用できるまでに外で数か月干す羽目になりました。

 

そこでまた気が付いたのですが、かつて購入していた値段では、におい移りの少ないトイレットペーパーは手に入らない、ということです。

 

そして最後に行きつきましたのが、(泣く泣く)値段を無視する、という方法と、値段とにおいとの折り合いをつける、という2つの方法になります。

 

まず、私が現在使用していますのが、ネピア ネピネピトイレットロールになります。こちらは製品自体のニオイはありますが、数日外で干せば、”私が”気にならないレベルにまで落ちます。

 

そしてその製品の購入先ですが、値段を無視する方法としては、姫路流通センターでケース買いになります。これは開封させず、出荷時の状態で送って頂く、という方法になります。これだけでも随分違いますし、私がこちらから購入した限りでは、製品自体のにおいしかしませんでした。なお下の商品は8個でワンケースになります。
(※倉庫内の置き方に変更があれば、結果は変わってきますので注意が必要です)

 

 

そしてもう一つの方法、においとの折り合いをつけるというもの。それは、アマゾンでネピア ネピネピ トイレットロール 12ロール ダブル (2枚重ね 25m巻) 無香料を購入する方法です。

 

ただし、現在はAmazonプライム会員にならないと低価格帯では購入できません。

 

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なおアマゾンでは、必ず指定の箱に入れ替えられて発送されますが、比較的におい移りは少なく、袋から取り出し、1週間程外で干せば使えるようになります。(※個人差&アマゾンでの保管期間・保管場所などによります

 

上記商品をアマゾンで少しでも安く購入する方法は、「定期おトク便」でケース買いという方法もありますが、こちらの場合はニオイ移りが酷く使えません。(※2017年8月現在)


化学物質過敏症(CS)が使えるトイレットペーパー まとめ

子供の将来を考える

私がトイレットペーパーを選ぶ際には、以下を重要視しています。

 

  • バージンパルプが使用されていること
  • 保管場所でのにおい移りが少なく、製品出荷の状態に近い商品を手に入れること

※無香料であることは絶対条件です。

 

しかしそのためには、値段は無視せざる得なくなります。ただ使用できるレベルになるまでの精神的苦痛を考慮しますと、私にとっては一番ベストな方法でした。

 

化学物質に反応する体をつらいと思うか、良い機会だと考えるか

 

化学物質過敏症(CS)になりますと、人体に有害な物質についてのセンサー感度が良くなり、症状が進みますと、赤ちゃんが感じるレベル近くにまで研ぎ澄まされます。

 

そしてそれを”つらい”と感じる方がほとんどだと思います。

 

しかし私は違います。これはある意味良いことだと思うのです。

 

特にこれから子育てをなさる方や子育て中の方にとっては、子供の将来を考えるうえで、今までの生活を立ち止まって考える良い機会になります。

 

元の生活に戻ることは、購入するものを気にすることが無くなる、ということですから気は楽になります。しかし体の事を考えますと非常に危険です。なぜなら、私たちが反応している物は、今現在有害性が判明しているもの、またはこれから先に判明するものだからです。

 

そして幼い子供のほとんどは、その同じつらさを感じています。伝えられないだけです。そして伝わらないつらさは、私たち自身が知っています。

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

少しでもお役に立ちますと幸いです。


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