食材選び:赤ちゃんが喜ぶ母乳をつくる食べ物
母乳は赤ちゃんの唯一の食べ物になります。
お母さんが食事で取られた食材は、消化、吸収され、血中に運ばれ、その血液が乳房で母乳にかわり、赤ちゃんの体へと運ばれることになります。
そう、母乳を飲むことによって、赤ちゃんはお母さんの取った食材の成分を体に取り入れるのです。
お母さんの食べたもの=母乳ということです。
ですから赤ちゃんが直接食事を始める時の離乳食に、消化吸収しやすい食材を選ぶように、母乳育児中のお母さんの食事も赤ちゃんが消化吸収しやすい食材を選んで下さい。
なお食材の詳細についてはこちらのページ下に一覧にしてあります。
スポンサーリンク
赤ちゃんが喜ぶ母乳をつくる食べ物
基本的に、脂が少なく、刺激がなく、消化吸収しやい食材となります。
それらは赤ちゃんの体に負担をかけませんし、アレルギーからも助けてくれます。また、乳腺が詰まりにくく、お母さん自身の負担も和らげてくれます。
ですが、食べて乳腺が詰まる、または赤ちゃんに湿疹が出る、肛門が赤くなる等の症状が出る場合は、このリストに載っている物でもあなたとあなたの赤ちゃんに合わない、ということですので外してください。(※どの食べ物でも症状が出ている場合は、環境に問題があります。日用品を見直してください。)
ただその際、その食品そのものがダメなのか、その食品の材料に問題があるのか、それとも製造過程に問題があるのかを見極める必要があります。
穀物関係
うるち米、あわ、ひえ、薄力小麦粉、そば粉
野菜関係
大根、人参、玉ねぎ、ネギ、一文字ネギ、かぶ、じゃがいも、白菜、なす、キャベツ、レタス、赤ジソ、胡瓜、もやし、アスパラ、ブロッコリー、
カリフラワー、トマト、パセリ、冬瓜、キノコ類、かぼちゃ、さつまいも、きくらげ、ピーマン、梅干し、サラダ菜、こんにゃく、豆類、ほうれん草、
小松菜、チンゲン菜、大根菜、かぶら菜、金時草、モロヘイヤ、ズッキーニ
魚類関係
かます、いわし、あじ、かます、ふくらぎ、さより、こづくら、赤らばちめ、ふぐ、かわはぎ、はまち、みぎす、めぎす、きす、とびうお、スケソウダラ、
鮎(卵は×)、いか、シーチキン(紅花油漬け)、エビ(冷凍不可)、はまぐり、しじみ、ほたて(貝柱のみ)、わかめ、ひじき、こんぶ、のり、
寒天、もずく
肉類関係
鶏肉(ささみ)、牛肉(ヒレ)
豆腐・卵・乳製品
豆腐、高野豆腐、卵、牛乳、油揚げ、ゆば、プレーンヨーグルト
油関係
紅花油、米油、菜種油、オリーブ油、ごま油
果物
※農薬に注意!
リンゴ、うり、スイカ(一切れのみ)、デラウェア、バナナ、マスカット
調味料関係
みそ、しょうゆ、塩、煮干し、粗糖、干ししいたけ、昆布、ごま、純米酢、麦芽水飴、小麦粉、ノンアルミベーキングパウダー
また、赤ちゃんの体に負担がかからず消化の良い食事については、このページのほかに下記のページも参考になると思います。
食べ物選びの基本はこちら
>> 母乳育児をスムーズに進める食べ物の選び方
赤ちゃんが消化できない食べ物はこちら
>> 赤ちゃんが嫌がる母乳をつくる食べ物
食物アレルギーも回避するもっと詳しい食べ物選びはこちら
>> もっと詳しい食べ物選び
そして赤ちゃんの体に負担をかける日用品についてはこちらです。
>> 日用品に潜む危険・子供を化学物質から守る
体に負担がかかっていない赤ちゃんは常に機嫌が良く、夜もぐっすり眠ってくれます。
そうしますと授乳の際にはただ、かわいいわが子の顔を見つめながら、ほんの一時しかない母乳育児を楽しむことができるようになりますから、頑張ってください。
スポンサーリンク