母乳育児をスムーズに進める食べ物の選び方
母乳育児の場合、お母さんが食べたものが母乳を通じて赤ちゃんに届きます。
そのさい、消化が悪かったり栄養価が高すぎたりして、赤ちゃんの体には向かないものを食べると、なぜか、乳腺が詰まったり、炎症を起こしたりしてトラブルの原因になります。
母乳育児中のお母さんと赤ちゃんは「一心同体」です。
ぜひお母さんは、赤ちゃんの体に優しい食べ物を取るようにして下さい。
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食品添加物の入っている食べ物は外す
スーパーなどで普通に購入していた食品。
何が含まれているか確認をしておられるでしょうか?
パッケージを裏返し、表示を確認してみますと、何なのかよくわからない横文字が多く並んでいませんか?
それらよくわからない名前のものは、食品添加物と言われ、よく言えば、少しでも安価に購入して貰うための工夫の結果使用され、味を整えたり、増量、見た目、防腐などの様々な目的を果たしています。
それらの細かい説明については、こちらの章では省かせて頂きますが、単刀直入に言いますと「安全な食べ物」ではありません。
安全な食べ物についてはこちらの章をご覧ください。
>> 育児のポイント・もっと詳しい食べ物選び
食品添加物は赤ちゃんにマイナスの影響を与える
またずいぶん前になりますが、TVに出ておられた当時世界的に有名なモデルの先生が、「表示ができるだけシンプルなものを取るようにしている」と言っていたことが強く印象に残っています。
食品添加物は、「美の敵」になるそうです。
話はそれましたが、成人女性にもマイナスの影響を及ぼす食品添加物が、赤ちゃんにマイナスの影響を与えないわけはないのです。
そしてその影響は、体だけでなく、知能や精神にも及びます。
食材を買うときは、自然から取れたままのものを選ぶ
では、お母さんは何を基準に食材を選べばよいのでしょう?
一番簡単な選び方は、自然から取れたままの食材そのものを選ぶことです。
玉ねぎ、人参、大根、昆布、さばかれていない魚などなど・・・・。
そのうえで、母乳育児中や離乳食には、できるだけ油脂分やアクの少ないものを選んでください。
また、干物や煮干しなどの油を含んだ乾物や、ご自身が調理された油を含まない煮物であっても、作られてから半日以上経過したものは酸化しており適しません。(離乳食を冷凍され作り置きなさる方がおられますが、こちらもダメです)
そうすることで、乳腺が詰まりにくく、また消化の良い母乳が出すことができ、結果、お母さんの乳腺炎や赤ちゃんのぐずりなどが原因となる「不幸な育児」から互いを守ることができます。
詳しい食材については、こちらをご覧になっていただき、参考にして頂けますと幸いです。
>> 赤ちゃんが喜ぶ母乳をつくる食べ物
>> 赤ちゃんが嫌がる母乳をつくる食べ物
なお、それらの食材の選定は、実際に母乳育児をおこなったお母さんたちの情報をもとに、乳腺炎を予防するために作られた表になります。
将来お子さんが風邪をひいたら母乳育児中の食事を思い出して
赤ちゃんが喜ぶ母乳をつくる食べ物は、体に優しい食材となります。
お子さんが乳児、幼児、児童へと成長する中で、熱を出したときや体調を崩したときに、その表を思い出していただき、それらをもとに食事を作ってあげることをお勧めいたします。
体への負担が少ないため、お子さんの体は、回復に全力を注げます。
すべての人にあった食材はない
人それぞれ体質が違うため、その表の中で、「良い」とされる食べ物でも、実際には合わなかった(乳腺炎になった)ということもありますので(私がそうでした)、まずは表を参考にして頂き、その上で自分にあったものを見つけ、育児に役立てて頂けますと嬉しいです。
乳児湿疹やアレルギー症状が出てしまったら?
卵、小麦、米、牛乳などをお母さんが食べると、赤ちゃんにアレルギー症状が出る場合があります。その際には以下の章が役立つと思います。
アレルギー症状は、ヒトが食べてはいけない物、農薬や化学肥料や食品添加物などを食べることによっても強くなります。逆に言いますとそれらを食べないことで症状を軽くすることができます。
そして日用品です。こちらも乳腺炎やアレルギー症状を強くする原因となります。
乳児湿疹やアトピー性皮膚炎などの表面に出る症状が無かったとしても、少しずつ体調を悪化させ、結果としてお母さんも赤ちゃんもつらい思いをすることになります。本当に必要なものを最低限で使用することを心がけて下さい。
日用品については下記の章にてご紹介しています。
何もなかった時代とは違い、現代では気を付けなければいけないものが増えすぎているため、普通に育児を行うことがとても難しくなっています。しかし少しずつ気を付けてあげれば、赤ちゃんは体調も機嫌も良く育ちますので、楽しい育児ライフを送ることができます。
ほんの一時しかない、大事な赤ちゃん時代を楽しめるように、少しずつ、頑張ってください。応援しています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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