赤ちゃんと毎日キスしてますか?
おでこにキス、ほっぺにキス、頭にお腹に・・・。
赤ちゃんの甘いにおいは何とも言えませんね。
ところで、この習慣を続けますと、赤ちゃんのほんの少しの体調の変化に気が付くことができるということをご存知でしょうか?
特に目覚めのキスは大事です。
実は私たちの体で、一番温度を敏感に感じることができるのは、唇だそうです。
そしてその唇センサーを使うと、ダイヤモンドが本物なのか偽物なのかを確認することもできるそう。
実はダイヤモンドは、熱伝導率がかなり高く、金属の中で最も熱伝導率が高い銀が425[W/(m・K)]としますと、ダイヤモンドの質によって違うそうですが、高いもので2000[W/(m・K)]以上。つまり5倍位高いのだそうです。
つまり、ダイヤモンドは熱を伝えるのが早いため、唇を当てると、唇の熱が急速に奪われて、冷たく感じるということです。
しかし偽物、例えばプラスチックやガラスですと、ダイヤモンドと違い熱伝導率が低いため、ダイヤモンドより冷たく感じないのだそう。
その微妙な違いを感じ分けることができるのは、手ではなく、唇だったわけです。
そのとても優秀な唇センサーで赤ちゃんの体温を、鼻で赤ちゃんのにおいを毎日感じることで、些細な変化に気が付くことができます。
つまり、赤ちゃんのおでこやほっぺにキスをすることで、熱だけでなく、微妙な汗のにおいなどの、普段とのほんのわずかな違いを両器官で感じ取るわけです。
これは本当に優秀なセンサーでして、本当に少し、なんとなく、「あら?」と思った場合、残念ですが、そのまま強行して保育所に連れて行きますと、数時間後に保育所から呼び出しが来ることになります。
朝は特に熱が無くても、です。
ですのでそういった場合、仕事を持つ親には大変厳しいですが、家で様子を見てあげる方が子供の負担が少なくなります。そうしますと、結果的に軽い発熱で済んだり、体調が戻るまでの期間が短縮されたりし、子供の体にも、そして忙しい親にとっても優しい方法となります。
ですが、どうしても急に休めなくて・・というのは私も何度か経験済み。できるだけ、の努力目標として頂き、心の負担にならないようにして下さいね。
また、キスによって、熱が下がったことや、体調が戻ってきたとことも感じ取ることができます。そこで一安心できるわけです。
この方法は小学生になった今も継続して利用しています。学年が上がるにつれ、完全に起きてしまいますと、何となく嫌がられるようになってきましたが・・親離れは必要なことですので、良しとしましょう。
また、熱が出ているかどうかは、手のひらでも感じることができますが、キスでの体調管理は明らかに体温が上がる前の微妙な時に気付いてあげられますので、本当におすすめです。
なお、発熱時には正しい方法で体温を測ってあげて下さい。特に小さい子供の場合、短時間計測では誤差が大きいように感じます。
下記の記事が参考になるかと思いますのでご一読頂けますと幸いです。
>> 実は低体温ではなかった!間違った体温計の使い方
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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