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【テフロン加工の危険性】調理中に赤ちゃんがぐずるわけ

【テフロン加工の危険性】調理中に赤ちゃんがぐずるわけ

 

【テフロン加工の危険性】調理中に赤ちゃんがぐずるわけ

テフロン加工のフライパン

「ご飯を作り出すと子供がぐずって、なかなか作れないの。」

 

結構よく聞く話です。

 

きっと、ご飯を作り出すとかまって貰えないからぐずるのね。

 

そう思っていませんか?

 

実は、調理中に調理器具から出ている化学物質が原因の一部となり、お子さんの体調が悪くなっているのかもしれないのです。

 

また、テフロン加工の調理器具を使用したところ、ペットの鳥が死ぬという事故も起きています。そう考えますと、赤ちゃんの体には何らかの影響があるのも当然ですし、使用するには不安も感じます。

 

こちらでは私が調理器具の材質による害に気が付いた理由、そして、なぜ害があるのかをご紹介します。

 

安全な調理器具、安全な食材で調理をおこなう時には赤ちゃんはぐずることが無いのです。


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テフロン加工の危険性

平成23年から始まった環境省の化学物質が子どもに与える影響を調べるエコチル調査。

 

その調査対象(有害だと疑われている対象)に、こびりつかないフライパンに使用されている、有機フッ素化合物が含まれています。

 

そのこびりつかないフライパン、いわゆるテフロン加工のフライパンを作る過程で使われるのが、「パープルオロオクタン酸」になります。

 

その「パープルオロオクタン酸」は、動物実験で発がん・生殖毒性・甲状腺への影響が指摘されているものになり、子供にどう影響を与えるのかを調べているようです。

 

・・・放置しておいて結果を調査するのは悪質な人体実験だと思うのは私だけです?

 

 

関連記事
>> エコチル調査をご存知でしょうか?結果が出る前に行動を!

 

テフロン加工の調理器具には使用上注意が必要です

 

テフロン加工の調理器具には注意表示がしてあります。

 

空焚きは絶対にしないでください。フッ素樹脂塗膜の損傷、取っ手の損傷、本体の変形や溶解等によるやけどや火災の原因となります。なお調理前に予熱する場合は中火で1分以内にしてください。

 

しかし、空焚きをするとフライパンが損傷することは読み取れるのですが、人体に及ぼす影響については全く書いてありません。

 

ところが、「空焚きをしてはいけない」というのには人体への危険があるから、ダメだ、という意味が込められているようです。

 

私にはわかりませんでしたが。

 

フッ素樹脂加工したフライパンから有毒ガスが発生

 

神奈川県のHPに「フッ素樹脂加工したフライパンのテスト」が載っています。

 

テスト内容

 

対象商品

フッ素樹脂加工(テフロン加工)したフライパン

 

調査期間

平成22年12月から平成23年1月

 

調査機関

社団法人 日本海事検定協会食品衛生分析センター

 

調査結果
  • カセットコンロによりフライパンを加熱すると5分で370℃に達し、フッ素樹脂塗膜は400℃を超えると熱分解が起こりました。
  • フライパンの空焚きによって423℃でガスの発生が認められました。ガスの発生は目視では感知できないことが判明しました。

 

フッ素樹脂から発生したガス

 

発生したガスの名称

ガスの性質

人への影響の恐れ

テトラフルオロエチオレン

無色、無臭

呼吸困難

ヘキサフルオロプロペン

無色、無臭

めまい、窒息

プロペン

無臭、微石油臭

眠気、めまい

クロロメタン

無色、微芳香臭

吐気、頭痛

ブテン

無色、無臭

眠気、めまい

神奈川県HPより一部抜粋

 

 

なお上記の調査では、加熱調理器具が「カセットコンロ」となっています。

 

今ではIH調理器が多いでしょう。IH調理器では1分で370℃に達する製品もあるようです。

 

また、我が家ではガス調理器を使っていますが、カセットコンロよりはるかに早く温度が上がりますので、IH調理器と同様、ガス調理器いずれにしても、もしテフロン加工製品を使用するのであれば、1分も目を離すことなく、また、十分に注意することが必要です。

 

さらに、ウィンナー数本などの少ない材料を加熱する場合も空だきに近い状態になりますので気を付けて下さい。

 

テフロン加工の調理器具使用で鳥が死ぬ

 

米国のEWG(環境ワーキンググループ)の調査では、200℃ほどでカナリヤなどペットの鳥が死んでいることを報告しています。

 

鳥への被害報告例は多いようで、アメリカの獣医の間では良く知られているようです。

 

実際、私も空焚きは一切しておらず、魚の煮つけを作っていて反応し、調理のたびに体調不良になっています。(フライパンだと口が広いので煮つけが作りやすいですよね。)

 

ですから、神奈川県のHPに記載されている調査での「ガスの発生」が確認された温度域よりはるかに低い温度でも、何らかの化学物質が発生しているのだと思います。

 

そして化学物質に弱い赤ちゃんは、体調不良を訴えるためにぐずっている、と考えられなくもありません。

 

 

続きはこちらになります
>> 【アルミ鍋の危険性】離乳食に使用不可!赤ちゃんに深刻なダメージ

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