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学校の宿題プリント類はどうする?化学物質過敏症の学校生活

学校の宿題プリント類はどうする?化学物質過敏症の学校生活

 

学校の宿題プリント類はどうする?化学物質過敏症の学校生活

化学物質過敏症(CS)の宿題のこなし方

小学校に上がりますと、学校から宿題やお知らせプリントを持ち帰るようになります。

 

お知らせプリントだけでも1か月でかなりの枚数になるのですが、学年が上がるにつれ、宿題プリントの枚数もどっと増えてきます。

 

しかし問題は、プリントにインクや用紙からの揮発性有機化合物(VOC)、建物からのVOC、ヘアケア製品や柔軟剤などの合成香料が付着しており、屋内に持ち込めないということ。

 

こちらのページでは、我が家独特の宿題をする時の工夫と、我が家で使用しておりますプリンターをご紹介いたします。

 

ご家庭により工夫の仕方は変わってくると思いますが、お子さんが体調を崩さずに学校に行くための参考の一つにになれば幸いです。


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工夫その1 屋内には持ち込まない

まず揮発性有機化合物(VOC)を感じるプリント類は、我が家では屋内にはそのまま持ち込まないようにしています。

 

基本的に屋外で必要か不必要かを選別し、必要なものはコピーを取り、原本は屋外のゴミ箱に捨てているのです。(天気の良い時にはコピーを取らず、外で宿題を済ませることもあります)

 

正直、忙しい時は面倒に思う時もあります。

 

しかし少しの妥協の積み重ねが今の事態を招いていることを私は知っていますので、妥協はしないことにしています。

 

影響力の大きいものがより影響力の小さい物の存在を隠す

 

それは影響のある物を無くす作業を行っているときに気付くことです。

 

例えば私の場合、新築した住宅の建材などが原因で体調がとても悪くなり、その時とてもつらい、耐えられない、と感じたクローゼット内のホルムアルデヒド対策石膏ボードと、ビニールクロスの撤去を行いました。

 

そうして、とてもつらいと感じていたそれらが無くなり、体調が良くなったかと言いますと、そうではありませんでした。

 

また、つらいと感じる物が出てくるのです。石膏ボードとビニールクロスを撤去するまでは何も感じなかった物なのに、です。

 

そして撤去、そうすると・・・という風にエンドレスで次から次へと対象物が現れ、影響の強かったものから順に撤去が続くのです。より強い影響を及ぼすものが、実際には体に影響を与えているその他の対象物を包み隠すようです。

 

ですから、家本体などの撤去不能なものがお子さんの体調不良の最大の原因であった場合、単体では影響の少ないその他の対象物に、それほどの影響力を感じ取ることができない可能性があるのです。

 

実際には”その他”を総合しますと、家本体からの影響力に匹敵していても、です。

 

ですので、それが原因となるかは本人でも判断が付かないから、または少し臭いがするだけだから大丈夫だろうと、少しずつの妥協の積み重ねを行い、屋内のVOC濃度をどんどん上げていきますと、体の排出許容量を超えてしまうことになります。

 

※便秘は排出許容量オーバーの症状の一つです。毎朝出るよう、お子さんに生活を合わせてあげて下さい。

 

そうしますと最悪、自宅でのばく露だけで許容量オーバーし学校でのばく露には耐えらなくなる=学校に行くことが出来なくなることが予想されます。

 

私にとっても非常につらい事実なのですが、お子さんの体調不良の原因は、家と、家の周りの環境、ご両親やお子さん達が今まで使用してきた物や食べてきた物からの暴露の積み重ねになります。

 

しかし一度住宅ローンを組んで家を建てしまった場合、今更家本体を手直ししたり、環境が悪いからと新たに土地を購入し家を建設することはなかなかできることではありません。

 

ですが、今はそんなに影響が無いと思っている撤去が可能な物について徹底的に対処することが出来れば、総ばく露量は大きく減らすことができます。(製品から化学臭がするかどうか、または有害性が指摘されているかどうかで判断なさると良いと思います)

 

私は実際にそうして自身と子供の反応物を減らすことに成功しています。

 

ですから、どんなに疲れていたとしても、どうか、少しの妥協を積み重ねないようになさって下さい。

工夫その2 長期休暇用家庭学習ドリルなどは早めに頂き揮発促進を

私の子供が通っている小学校では、夏休み、冬休みになりますと、家庭学習用のドリルが配られます。そしてそのドリルからも当然、揮発性有機化合物(VOC)を感じます。

 

ですから長期休暇に入る直前にドリルを頂いてきても、一旦外で干す(揮発させる)時間が必要となり、休みが始まってすぐには取り組むことが出来ません。(ドリル一冊全てコピー取れば良いのですが・・・)

 

そこで私は担任の先生に、ドリルが学校に届き次第渡して頂けるようお願いしていました。そうしますと学校内での揮発性有機化合物(VOC)の付着も最低限度に抑えられ、さらに屋外で成分を飛ばす時間的な余裕を作ることができます。

 

特に日数が少ない冬休みには、1日でも早く頂けた方が助かります。

 

次にプリンターについてご紹介します。

プリンターについて

まず、プリント類のコピー取りを私は毎回のように行っているのですが、もしお宅でプリンターを使われる場合には下記の点を了承の上で使用なさってください。

 

  • プリンター本体からはインクが飛散するようです。そしてそれはPM2.5の類になります。しかし私たちの体にどのような影響が出るのかは現時点では不明です。
  • プリンター本体からも揮発性有機化合物(VOC)が出ます。症状によっては、購入直後の揮発性有機化合物(VOC)に耐えられないかもしれません。(私は随分回復しておりますのでそれほど感じませんでした。ただし設置場所は吹き抜け有り30畳以上の空間になります)
  • インクや紙には、製品自体のにおい(VOC)はどうしてもあります。そして、それらに反応する方も多くおられます。あくまでも学校など、外から持ち込んだ印刷物よりは私や私の子供は反応は無いので行っています。

 

プリンターの使用について不安を感じる場合は、屋外の空気汚染の少ない場所で宿題を済ませるのが一番だと思います。実際、我が家では気候&空気が良い時には外で宿題を済ませています。

 

では我が家で使用しているプリンターをご紹介します。学校から貰ってくるプリントの用紙サイズがバラエティに富んでおり、機種が限られてしまいました。

 

A3両面スキャン&コピーできることが大前提だと?

 

うちの子が学校から持ち帰るプリントのサイズは、B5、A4、B4、A3の4種類になります。

 

しかし多くのプリンターはA4までしか対応していません。しかも、全てのサイズで両面印刷されたプリントを持ち帰りますので、両面スキャンできる機種が必要でした。

 

そうなりますと、家庭で使用できるサイズでは【EPSON】か【BROTHER】の2社しか選択肢がありません。そして私が選びましたのが、BROTHER MFC-J6973CDWになります。
(正確には前モデルのMFC-J6970CDWを使っていますが、形・機能共に特に変わりません)

 

この機種はA3の両面スキャン&コピーが出来ます。またビジネスモデルとなり、レーザープリンターよりは遅いですが、待つことが嫌いな私でも満足できる印刷スピードです。

 

そしてその印刷スピードが早いということが、コピーのために持ち込んだプリント類による屋内汚染を最小限に抑えてくれます。

 

また、上部に原本をセットすれば自動で用紙を送ってくれるADFが搭載されているために、さらにスピードが速くなります。

 

ADFが搭載されたプリンター
さらに用紙トレイが2段になっています。子供は最低2種類の用紙サイズのプリントを持ち帰ることが多いため、用紙入れ替え&用紙設定の手間が省け助かっています。そしてこちらもスピードアップに繋がります。

 

2種類の用紙が入れられる
なお、上の画像の上段の用紙トレイが一番大きいA3用紙をセットした状態になり、下の多く出ている用紙トレイは、写真撮影用です。B5、A4ですと一番上の画像のように本体とフラットな状態になります。(我が家では上段にA4、下段にA3をセットしています)

 

インクの揮発性有機化合物(VOC)は大丈夫?コストは?

 

インクは4色で、黒が顔料、カラー(マゼンダ、シアン、イエロー)は染料になります。

 

エプソン(PM-A920 インクは6色ともに染料)もでしたが、純正品ですと私は嫌な感じはありませんでした。(互換インクは試したことがありません)

 

なおインクカートリッジは通常サイズと大容量サイズがあります。大容量になさいますと、お子さんのプリントのコピー取りだけであれば半年以上持つのではないでしょうか?

 

 

ちなみにエプソンの同クラスのビジネスプリンター大容量インクカートリッジより約2000円安いと思います。そして2006年に購入しましたエプソンのPM-A920とは比べ物にならない程コストダウンになっています。(半分以下)

 

※インクの質は純正品の方が上になります。互換カートリッジがお安く出回っておりますが、基本的に価格=質=安全性ですので気を付けて下さい。私は互換カートリッジは使いません。また、用紙もお安いものが出回っていますが、我が家ではコクヨしか使っていません。

 

MFC-J6973CDWは使い方に少しコツが必要

 

メーカーのHPを見ておりますと当然良いことしか書いてありませんが、実際には良いことばかりではなく、いくつか用紙送りに関するコツ?が必要な部分があります。

 

  • 用紙トレイに紙が10枚程度になると、複数枚まとめて送り出されミスプリントなる。そのためトレイ内の用紙が20枚以下にならないようにしておく。また、トレイ手前に用紙を揃えておく。
  • 新聞紙のような薄い紙はADFでは用紙送りが出来なくて詰まります。薄い紙を両面コピーする際には、上部のふたを開け、ガラス面に原本をセットし、片面ずつ印刷をかける必要があるのですが、片面コピー後すぐに用紙トレイにセットし直し反対面の印刷をしますと、用紙が湿っているためか用紙送りに失敗する。(特にカラーコピー時)
  • 上記の場合、片面印刷後少し時間を空けることと、複数枚なさる場合は、2枚印刷掛けた段階で一度用紙トレイ内の用紙を手前側に揃えると失敗が少ない。
  • 背面の手差しトレイは1枚ずつしかセットできない。また、きちんと奥まで差し込まないと用紙を認識せず、さらにセットを上手くしないと斜めに印刷される。

 

Amazonのレビューでも用紙送りのトラブルが報告されています。ただエプソンも似たようなトラブルが報告されています。ですからどちらが良いとも言えませんが、手差しトレイの使い勝手に関しては間違いなくエプソンに軍配が上がります。

 

MFC-J6973CDWの電磁波対策

 

BROTHER MFC-J6973CDWはビジネスモデルです。ですからその他クラウド、ファックス、Wifiを利用したダイレクトプリントなど多くの機能がついておりますが、我が家ではあくまでもコピー&プリンター用として使用しているだけですので、申し訳ないのですがその他の機能は使っておらず説明が出来ません。

 

ただ、Wifi機能は電磁波対策のためにカットしておく(設定しない)ことをお勧めします。

 

また、電源は使わない時には切っておいた方が良いです。周期的に電磁波が強めに出ます。切っておけば出ません。ただコンセントを抜いてしまいますとメンテナンスが出来なくなるようですから抜かないで下さい。(1週間に1回くらいでしょうか?突然電源が入り動き出します)

 

なお我が家ではMFC-J6973CDWはデスクトップPCと常時接続しております。そしてPC側でアースを取っております。

 

そして電磁波の確認にはトリフィールドメーターを使っています。こちらを持っていますと、なぜ※ES症状が出るのかを数値を見て納得することができますし、逆に必要の無い不安の解消にもなりました。

 

 

※ES(電磁波過敏症)

 

ある程度の電磁波に暴露すると、頭痛、筋肉のこわばりや痛みなど様々な症状が出る。
電磁波に関しては、以前よりエアコンや冷蔵庫、IH調理器、携帯電話やスマートフォンなどが問題とされているが、ここ数年では、光回線、Wifiなどの無線ラン、電気のスマートメーターなどの通信機器の普及により患者数が増加している。

 

化学物質過敏症(CS)と同じく精神疾患とみなされることが多い。

 

化学物質過敏症(CS)患者の中には電磁波過敏症(ES)を発症していることが多いため、頭痛や手足のこわばりや痛みなどが化学物質だけの影響ではない可能性があるので注意が必要。

 

余談ですが、IH調理器具を使用することで赤ちゃんの髪の毛が立つことに気付いた知り合いがいました。(その方はその後ガス調理器に変更されました)

 

近年髪の毛が立っている赤ちゃんが多いのですが、電磁波も関係しているのかもしれません。

嗅覚で全てを判断しない

うちの子がよく言うのですが、学校に登校しますと様々な強い臭いがあるために、自身の苦手とする臭いがわからなくなるそうです。それほど学校内の揮発性有機化合物(VOC)濃度は高い、と言えます。

 

ですから宿題プリントにどこまで反応するかは、帰宅直後のお子さん自身では判断が出来ない可能性が高いと思います。ただ私の経験上、外から持ってきたものには大なり小なりある程度の化学物質が付着しています。ですから、くどいようですが、ランドセルも含めてそのまま自宅内に持ち込まれない方が良いと思います。

 

逆に反応物が多く、コピーで対応ができるのかどうか分からない、という場合には、化学物質過敏症の子供対応教科書のコピー本が使えるかどうかを目安になされると良いと思います。うちの子と同じレベルであれば、我が家と同じ工夫で乗り切れると思います。

 

化学物質過敏症の子供対応教科書については下記のページにてご紹介しております。
>> 化学物質過敏症(CS)の子供対応教科書の使い心地

 

またこれもプリンターが使えることが第一条件となりますが、PDFデータでプリントを頂くことが出来れば学校からプリントを持ち帰ることも無くなり、私たちからすればとても助かります。

 

ですからお子さんが通われる学校でそういった対応が可能かどうかを一度伺ってみれば良いのではないかとも思います。(うちの子供が通う学校では対応不可でした)

 

もし洗剤などの日用品や衣類、食べる物を家族全員で十分に気を付けておられるのにお子さんの症状が良くならない場合、原因は多分、住んでおられる家、または家の周辺の環境だと思います。大きな1つの原因を無くすか、小さな大量にある原因を無くすか。両方対処できればベストですが、現実的な方法でお子さんの将来を守ってあげて下さい。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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