母乳育児・離乳食の調味料選び ~砂糖

砂糖と言えば、誰もが白い砂糖を思い浮かべるとおもいます。
誰もが普通に食べている、白い、砂糖です。
ところが母乳マッサージを受けに行ったとき、「(白)砂糖は食べてはダメですよ、粗製糖にしてくださいね」と言われました。
誰もが普通に食べている白砂糖がなぜダメなの?その時はそう思いながらも先生に言われるがまま粗製糖に替えたところ、確かに私の乳腺炎も、赤ちゃんの体調も良くなったのです。
ですが当時は子育てに必死でしたから、調子が良くなればそれでいいと、理由については放置していました。
が、調べてみますと、白砂糖にはおどろきの事実がたくさんあったのです。
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なぜ白砂糖はダメなのでしょう

白砂糖の作り方
砂糖の原料は、代表的なもので、サトウキビやビート(大根)があります。
まず粗製糖は、原料を煮詰めたり不純物を取り除いたりし、遠心分離器にかけ結晶と糖蜜を分離させて作られます。
その粗製糖にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、茶色をしています。
白砂糖は、その粗製糖に石灰や炭酸ガス、活性炭などを使用し不純物を取り除き、その後加熱濃縮させてできます。
そうして粗製糖は、精製の段階でビタミンやミネラルが完全にそぎ落とされ、単純な糖分、白砂糖となります。
三温糖は白砂糖にカラメル色素を添加したものが多い
茶色の砂糖には三温糖もあります。
三温糖は通常、白砂糖の製造途中に結晶化せずに残った糖液を、さらに加熱濃縮を数回繰り返してできあがります。ですから自然の色のように見えている茶色は、加熱されることで糖分が焦げてついたものになります。
そのため三温糖は白砂糖より加工度が高く、白砂糖と同様に摂取は控えた方が良いということが言えます。さらに付け加えますと、三温糖の中には白砂糖にカラメル色素を添加した製品もありますので注意してください。
白砂糖は人には未知の物質
徹底的に精製されて出来上がった白砂糖。
ところが、白砂糖はできてからまだ100年程度しかたたないため、私たちの体が白砂糖を適切に処理することが「まだできない」ことが問題となっています。
白砂糖はビタミン・ミネラルを奪い体のバランスを崩す
白砂糖は体内で「消化・吸収」される過程で、ビタミンB1群が使用され、焦性ブドウ糖酸や乳酸等の酸を生じさせ、疲労のもととなります。
また、本来の弱アルカリ性に戻ろうとし、骨や血液中のカルシウムを奪い取りカルシウム不足をも起こします。
こうして白砂糖は精製の過程でそぎ落とされたビタミンやミネラルを体内から奪い、体内のバランスを崩す原因ともなっているのです。
白砂糖は血糖値を急上昇させる
本来であれば食べ物は、口に入ってから様々な工程を経て、それぞれの成分にゆっくりと分解されていくのですが、白砂糖は既に単純な糖分に精製されていますので、様々な分解の工程を経ることなく、急激にぶどう糖に分解され、血管に入っていきます。
口に入ってから、血中に運ばれるまでのスピードが違う、ということです。そして体内では次のような事が起きます。
- 血中のぶどう糖が急激に増え、血糖値が急速に上昇。
- 急速に上がった血糖値を下げるために、慌てて須増から大量のインシュリンが分泌。
- 大量のインシュリンによって、血糖値が異常に低くなり低血糖に。
- 脳のエネルギー源であるぶどう糖が極端に少なくなり脳の機能マヒが起こる。
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その結果、無気力・イライラ・気を失う・神経過敏・倦怠感・めまい・眠気、などの症状に襲われることになるのです。
白砂糖は人を攻撃的にもさせる
さらに、低血糖という異常な状態を正常な血糖値に戻すために、次の手段として分泌されるのがアドレナリンというホルモンです。
このアドレナリンは、「攻撃ホルモン」とも言われるホルモンになります。そのためアドレナリンの分泌によって上記の症状に「暴力性」が加わることとなります。
糖分を取りすぎると、イライラしたり、切れやすくなる、とよく言われるのは、こうしたメカニズムによるものなのです。
関連ページ
>> 赤ちゃんの髪の毛が逆立つ原因・化学物質の影響
万病の元と言われる白砂糖は赤ちゃんにはあげてはいけない
そのほか白砂糖は、癌、ぜんそく、アレルギー、胃潰瘍、免疫障害、不眠、などなど、様々な病気の原因=万病の元とも言われています。
また、体内でのジェットコースターに乗っているかのような動きだけでも赤ちゃんには耐えられないと容易に想像がつくかと思います。
さらに脳神経が急激に発達している赤ちゃんへの影響は大人よりも大きいですから、赤ちゃんの体のこと、そしてあなたの育児を少しでも楽にするためには、食べさせないのがベストです。
人工甘味料に注意!
今ではパルスィートやアスパルテーム、ステビア等の人工甘味料が、食品や飲料、そして健康維持商品等に使われています。ですがこちらに関しても、発がん性や脳の発達への影響など様々なリスクを抱えています。
人工甘味料は、白砂糖よりも極低コストで甘みを付けることができるため、企業側にとって非常に有益な甘味料です。決して、あなたとあなたの家族の体の事を考えて使っているわけではありません。
我が家で使っている粗製糖
健康ブームのおかげでしょうか、最近店頭にはたくさんの粗製糖が並んでおり、どれを選んで良いか分からないと思います。じゃ、粗精糖ならどれでも良いのでは?とつい思ってしまいますよね?
しかし実際には、オーガニック食品を取り扱うお店に並んでおり安全だと思える商品によって乳腺炎になったり、赤ちゃんの調子が悪くなったりしたのです。
そして最終的に落ち着きましたのが、「鹿児島県種子島のサトウキビを使用したナチュラルキッチンの粗糖」になります。

なおこちらは、桶谷式の母乳マッサージを行っておられた川端先生のところで教えて頂いた粗糖になります。多くのお母さま方と赤ちゃんが食べても問題が出なかった粗糖です。
またこの粗糖は、舌で感じる甘みは柔らかいのですが、ほんの少しで十分な甘みとして感じることができます。ですからお料理やお菓子作りに使われる際には、白砂糖の半分を目安になさるとちょうど良くなります。
甘みを減らすことなく砂糖の量を減らすことができますから、生活習慣病予防にもなるということですね。
ちなみに私が購入していますお店は富山県高岡市のフレッシュ佐武というスーパーになります。ですが、自宅からは少し遠いのです。そこでアマゾンや楽天で購入できないか探してみたのですが、楽天でしか取り扱いがありませんでした。
なお砂糖の原料になるサトウキビはイネ科の植物になります。
もし米アレルギーをお持ちでしたら、オーガニックの甜菜(てんさい)糖を試してみられると良いと思います。砂糖からの影響を減らすことができれば、もしかしますと体にお米を受け入れる余力ができるかもしれません。
ただ、甜菜(てんさい)はホウレン草の仲間になりアカザ科になります。ホウレン草は蓚酸(シュウサン)が多く、母乳育児中の食事や赤ちゃんの離乳食にはあまり適さない食材になります。
上記商品はシュウサンを含む灰汁を取り除いて作られていますが、試されるときには互いの体調をよく観察してください。(灰汁も一緒に煮詰めて作られた国産のてんさい糖とは違い白色をしています)
なお甜菜は虫や病気に非常に弱く、通常栽培では農薬の使用量がとても多いようです。さらに収穫時にも使用するとか。
そのことを知らずにいた私は、粗糖を切らした際に一度北海道産のてんさい糖を購入したことがあるのですが、アトピー症状が出てきました。ですから上記以外のてんさい糖を購入する際には農薬に注意してください。ちなみにアトピー症状は、粗糖に戻し数日で無くなりました。
残留農薬についてはこちらのページでご紹介しております。
>> 残留農薬の基準が男性の平均体重増加で上昇!子供の体への影響は?
いずれにせよ、どのような食材であれ取りすぎは害になります。1歳頃には調味料を使った離乳食を食べさせ始めるかと思いますが、その際には優しい味で味覚を育ててあげて下さい。
材料や製造法が体に合うかは試してみないとわからないので注意!
粗製糖も材料や精製の仕方により、人によって合う合わないがあります。
一概に「粗製糖」だから食べても安全であり、問題は起こらないというわけではありません。
実際に私は、ナチュラルキッチン以外のサトウキビを原材料とした粗製糖が合わず、乳腺が詰まったことがあります。
どの商品にしても切り替えた後は、すぐに反応がないとしてでも、1週間~10日程は注意深く様子を見て下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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